経済についての分かりやすい解説
日米の金利差によって円安が起こるってどういうこと?
最近「円安」という言葉をよく聞く。どうやら「日米の金利差」がその原因であり、日銀のマイナス金利政策が批判されているようだ。ただこの現象についてなんとなく知っているが、きちんと説明できる人は少ないのではないだろうか。そこで「為替レート」とはどのように決まるのか、それに「金利」がどのように関係するのかについて解説する。
マイナス金利って結局何なの?
最近よく聞く「マイナス金利」というキーワード。何となくで理解している人も多いのではないだろうか。この記事では、マイナス金利とは「何に適用される金利のことなのか」、「それによって何が期待されているのか」について解説する。
社会全体のお金の総量って一定なの?
私たちの持つ預金残高や現金は日々増減している。では社会全体で見た時もそれは同じなのだろうか?私たちがコンビニで使ったお金はコンビニに移動するだけであるし、私たちが受け取る収入は会社から移動してくるものだ。そう考えるとお金は循環しているのだから社会全体で見るとお金の総量は変わらなさそうだ。しかし実は社会全体でもお金が減ったり増えたりすることがあるのである。
「社会のお金の総量が増える」が本当に意味することとは?
日銀の政策や銀行の貸出により社会にお金が生み出される。しかし社会の「お金の総量」の増減は本質的に意味があるのか?例えば今から貨幣の呼び方を1.5倍にし、1万円札を1.5万円札と呼ぶようにすれば即座に社会のお金の総量は1.5倍になる。しかしこれでは本質的には何も変わっていない。実は本当に大切なのはお金の「配置」なのだ。
円高・円安って結局何なの?
最近円安で物価が高騰というようなニュースをよく耳にする。そもそも円安・円高って何?と思って解説を聞いてみても、難しい言葉ばかりでよく分からない。そこで円安・円高とは本質的に何を意味しているのか、そしてそれらはどうして発生するのかについて分かりやすく解説する。